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瞑想入門

潜在意識は間違っている?瞑想に必須な3つの意識を覚えよう!

潜在意識は間違っている?瞑想に必須な3つの意識を覚えよう!

私たちも日常的によく口に出す「意識」という言葉ですが、そもそも「意識」とは一体何なのでしょうか?実は、私たちが秘められた力を発揮するために「意識」という概念はとても重要な鍵を握っています。

なぜなら、意識が活用できているかいないかによって、人生は大きく左右されてしまうからです。

意識と言うと、「手元を意識する」といった言葉で使われる「フォーカス」という意味で捉えられていますが、本サイトで使う意識は少し意味が異なります。

本サイトで使う意識とは、例えるなら五臓六腑のように人間誰しもが持っている器官のことを指します。臓器との違いを挙げるとすれば、意識は目には見えない非物質のものだということです。

意識には「顕在意識」「潜在意識」「純粋意識」の3種類がありますが、大半の人がこの中の「純粋意識」の力を活用することができていません。これは一つの臓器を使えていない、活用できていないということです。

例えば、胃や腸が機能していなければ、体本来の力が発揮できないように、純粋意識が活用できていないということは、あなたの本来の力が発揮されていないということです。

もし、臓器が一つでも正しく機能していなければ、その人は病人として扱われますよね。つまり、誤解を恐れずにいれば、純粋意識を活用できていないということは、病人であるのと同じだということです。

人は純粋意識を活用することによって、本当の自分を知り、本来の自分の眠っている力、全潜在力を発揮することができます。

逆を言えば、もしあなたが純粋意識が活用できなければ、本当の自分と出会えず、秘められた可能性や才能に気付くこともできなくなってしまうということです。それでは、次は3つの意識を順番に解説していきます。

顕在意識の大きさがパフォーマンスを決める

顕在意識とは、読んで字のごとく顕在化されている意識のことで、今活用できている意識の範囲を指します。今、見えている世界であり、知覚している世界であり、日常生活で活用している部分のことを顕在意識と呼びます。

例えば、行動や思考、五感などが顕在意識に含まれます。

目で見えるもの、耳で聞こえる音、鼻で嗅ぐ匂い、舌で味わう味、肌で感じる感触といったものは自覚することができます。中には、顕在意識の範囲が広く、五感で知覚できる範囲が広い人もいます。

一般的に、顕在意識は全体の5〜30%程度しか使われていないと言われています。

世の中で高いパフォーマンスを発揮している人、成功している人は、この知覚している世界が広く、意図的に活用できる力が大きいわけです。例えば、一流アスリートであれば一般的に使われない筋肉の動きまでコントロールできるので、当然高いパフォーマンスを発揮することができることになります。

そうなると、顕在意識の範囲が50〜70%といったように通常より多くのものを知覚し、コントロールできるようになってくれば、人間関係は豊かになるはずですし、自然と経済的な余裕も生まれてきます。

なぜなら、顕在化されている意識の範囲が広いということは、人よりも多くの能力を活用できるからです。

当然、顕在意識の範囲が狭い人と比べれば、できることは増えますし、得られる成果も全く変わってきます。

そういった人が、世間的に言う一流や成功者となっていくわけです。

潜在意識は感情を記憶するデータベース

では、顕在化されていない残りの数十パーセントの意識はどこにあるのでしょうか。それが存在しているのが潜在意識です。潜在意識は自分の中に内在している潜在的な力、活用されていない領域のことを指します。もし、顕在意識として活用できている領域が20%であれば、潜在意識として眠っている領域は80%となります。

この潜在している力をいかに顕在させていくかが重要なのですが、潜在意識の中には力の顕在化を妨げるものが入っています。

潜在意識は思考や心のさらに奥にある部分であり、ここには、今まで生きてきた人生の記憶、これまで味わってきた感情など膨大な量の情報が記録されています。これは本人が覚えているいないに全く関係なく、人生で味わってきた全ての感情がミルフィーユ状に積み重ねられています。

例えば、あなたにも今までの人生で「うまくいかなかった経験」や「恥をかいた経験」があると思います。どこかで人にいじめられた、笑われた、誰かの前で失敗をした、親からものすごく怒られた、ある食べ物を食べて体調を崩した、お酒を飲み過ぎて吐いてしまったなど、恐らく人それぞれ様々な経験があるでしょう。

潜在意識の中には、こうした経験の記憶だけではなく、そのときのネガティブな感情が全て記憶されています。

こうしたネガティブな感情、トラウマ、恐れ、不安が顕在意識の拡大を妨げているのです。

本来、潜在意識に何の恐れや不安も入っていない純粋な状態の子ども達は、何をするのにも躊躇がありません。自分がやりたいと思ったことをそのまま行動に移すことができます。それが、例えば、人前で走って転んでしまい、友達から笑われて深く傷ついてしまったとします。

そうすると、潜在意識に恐れが記憶されてしまい、それから走るシーンがやってくるたびに恐れが蘇り、行動を躊躇させてしまうのです。

しかも、厄介なのがこういった感情の記憶は、必ずしも自覚しているとは限らない点です。

自分でも気づかないうちに恐れや不安にとらわれてしまい、なぜだかわからないけど行動できない、嫌いという状況を作り出してしまいます。

ポジティブ VS ネガティブ

潜在意識のデータベースは、私たちが生活している中で、潜在意識に記憶されている膨大な数の、

  • 「類似する雰囲気」
  • 「類似する出来事」
  • 「類似する状況」

に当てはめ、類似したシチュエーションの感情の記憶を引き出してきます。潜在意識はネガティブな感情を強く記憶しているので、過去の類似した記憶に当てはめることで、自分の身体を硬直させたり、緊張させたり、不安な気持ちにさせたり、不幸感を抱かせてしまうわけです。

もちろん、潜在意識にはネガティブな感情だけでなく、ポジティブな感情も記憶されています。

ですが、人間は9人の人から褒められたとしても、たった1人の人から徹底的に責められてしまうと、その1人からのネガティブの感情を記憶してしまうものです。

人にはポジティブな感情よりも、ネガティブな感情の方が記憶しやすい特性があります。ですので、必然的に潜在意識の中にはネガティブな感情の方が強く刻まれています。こういった恐れやネガティブな感情によって、顕在意識の力が妨げられているのです。

ここまで「顕在意識」と「潜在意識」について解説してきました。

純粋意識とは?

「純粋意識」とは、潜在意識のさらに奥深くにある無限のエネルギーを生み出す根源とも言える場所です。この純粋意識は宗教や古代の叡智など、様々な分野で古くから伝えらており、悟りの境地、道(タオ)、真我、神、ハイアーセルフ、統一場などと呼ばれています。

耳慣れない言葉ばかりで少し難しく感じるかもしれないですが、人にはそういう「エネルギーの源」となる場所があると覚えてもらえれば一旦OKです。

ここは全ての生命の源であり、人間もこの純粋意識から作られています。例えば、私たち人間はこうして具体的です。あなたの体も具体的ですよね。目に見えて、身長や体重が測れて、実際に触れることができます。

しかし、より詳細に見つめていくと、この体は60兆個の細胞から作られたことがわかります。さらに詳細に迫っていくと、この60兆個の細胞はDNAから作り出されたことがわかります。

赤いバラのDNAからは赤いバラ以外は咲かないように、私たちのこの身体も、60兆個の細胞も、DNAから生まれているのです。

では、そのDNAはどこから生まれたのでしょうか?
その答えが純粋意識です。

物質、植物、動物、世の中のあらゆる具体的なものは、抽象的なものから生まれています。簡単に言えば、「目に見えるもの」は全部、「目に見えないもの」から生まれているわけです。

例えば私たちが普段使っている机や椅子も、細かく見ていけば膨大な数の原子によって構成されています。これは水や空気も同じです。このようにすべてのものは抽象的なものから生まれています。

同じように私たち人間も、この純粋意識から生まれています。純粋意識はすべての生命の根本にある土台なのです。純粋意識には限りがありません。何があっても増えたり減ったりせず、消えたりもしない絶対的な世界です。

中々イメージしづらいかもしれませんが、ここでは一旦、

「人間にはエネルギーを生み出す抽象的な領域があり、この純粋意識を活用していくことが重要」

ということを分かっていれば概ねOKです。

全潜在力の発揮を邪魔するものは何なのか?

この3つの意識の関係は海に例えるとわかりやすいかもしれません。

顕在意識は海の表面です。波が立っていていつも激しく動いており、天気や風といった外的要因の影響を大きく受けます。

潜在意識は海の中層にあたります。海流などの動きがあり、この動きは海面に影響を与えます。

そして、純粋意識は深海にあたります。深く広く、完全な静寂に包まれた土台の部分です。この部分は動きこそありませんが、海全体を支える根底の部分なので、この部分がなくては潜在意識も顕在意識も成り立ちません。

私たちは持っている本来の力の5〜30%しか顕在化しておらず、活用できていません。ではどうすれば力が顕在化していくのでしょうか?

前回の記事でも少し触れましたが、力の顕在化を妨げているのは潜在意識です。潜在意識には膨大な量の恐れや不安、トラウマ、ネガティブな感情が記憶されていて、それが力の顕在化を邪魔しているのです。

この潜在意識を浄化し、力を飛躍的に顕在化させる方法があります。それは、純粋意識を活用し、意識を高めていくことです。純粋意識を活用することによって、潜在意識が上に押し上げられ、力が顕在化していきます。

純粋意識に恐れや不安、過去のトラウマが浄化され、潜在意識の範囲が小さくなっていくのです。そして、潜在意識が小さくなるに伴って、顕在意識が大きくなり、力が顕在化されていきます。

こうして、現実世界で活用出来る力が増していくわけです。

なぜ変わろうと思っても元に戻ってしまうのか?

意識の仕組みを知ると、大事なことは顕在意識をどうこうすることではなく、潜在意識をどうこうするわけでもなく、ただ、「純粋意識を活用するだけ」ということがわかってきます。純粋意識を活用するだけで、潜在意識は浄化されていき、顕在意識の活用領域が広がっていくのです。

これがわかると、「行動を変えましょう」「思考を変えましょう」「心を変えましょう」という試みがいかに的外れかがわかります。

巷では、様々な著者による哲学や「こうすれば上手くいく!」といったノウハウが溢れています。本やセミナーで学んだものの、結局数日後には元通り、という経験があなたにもないでしょうか?

「勉強法」「仕事術」「偉人伝」「成功者のノウハウ本」「心理術」「脳科学」「成功者の哲学」「宗教」「思考法」など、こういったものの大半は、顕在意識や潜在意識に働きかけるものであって、純粋意識を活用するものではありません。

だから、効果は一時的なものに留まり、結局元に戻ってしまうわけです。

こういった行動学や心理学の歴史は新しく、まだ140年そこらしかありません。ですが、純粋意識にまつわる教えは少なくとも5千年以上の歴史があることがわかっています。それだけ重要なものとして、太古から語り継がれてきたのです。

巷に溢れている哲学本やノウハウ本がすべて無駄かと言えば、決してそんなことはありませんが、そういったものを学ぶ前に、まず純粋意識を活用する必要があります。なぜなら、哲学やノウハウは純粋意識が活用されていなければ意味をなさず、本当に大事なのは純粋意識の活用だからです。

スピリチュアルブームと潜在意識の嘘

ここ数年のスピリチュアルブームによって、「潜在意識を活用する」といったことを言う人がたくさん出てきましたが、潜在意識にアプローチしても実は潜在意識を活用することはできません。

なぜなら、潜在意識は感情を記憶しているので、もし本当に潜在意識にアプローチして活用しようと思ったら、ネガティブな感情の記憶を片っ端から消さなければいけないからです。

もし、あなたがロボットならボタンを押してリセットすればそれで済むことかもしれませんが、人間は自分が今まで生きてきた過去を消すことはできません。ただ、潜在意識の中には、ネガティブな感情の記憶がたくさん入ってしまっているので、これは浄化していく必要があります。

このネガティブな感情の記憶を浄化する方法が「純粋意識の活用」です。

巷ではよく「潜在意識を活用しましょう」「潜在意識で成功しましょう」といった宣伝文句がありますが、潜在意識というのは主にネガティブな感情が記憶された、データベースのような世界にすぎません。

大事なことは、純粋意識の力を活用することによってこの潜在意識を浄化し、顕在化された力を高めていくことなのです。

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